ナラタージュ 映画 あらすじ2 内容とネタバレ 結末まで

10/7から上映のナラタージュを観てきました。

原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊)
監督:行定勲(代表作 世界の中心で、愛をさけぶ)

主要キャスト

松本潤:葉山貴司(先生)
有村架純:工藤泉(泉)
坂口健太郎:小野怜二(小野君)

上映時間:140分

こちらでは、映画の後半部分を書きます。
前半部分のネタバレはこちらからどうぞ。

以下はネタバレになりますので、映画館で楽しみたい方はご注意を。
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大学二年

葉山の家にて、

葉山は泉に髪を切ってほしいと頼まれて風呂場で切る

泉は、前髪を切るから目をつぶるよう葉山に伝え、キスをする。

泉「離婚したと思ってた。まだ好きなの?」

葉山「何度も君に話そうと思った」

泉は、少し怒った態度で、髪を流す必要があると言い、

服を着たままの状態で、葉山に熱湯のシャワーを掛ける。

葉山は止めようとするが、泉はその勢いでキスをしてお互い抱きしめあう。

後日 演劇が無事終了

葉山は泉と握手をするが、泉は寂しそうな態度を見せる。

明日からどうしたらいいかわからないと。

小野が帰り際に演劇部室で泉を待っていて、

今から実家に帰るから、泉に一緒に来ないかと誘う。

二人で小野の実家に向かい、小野の家族と楽しい団らんを過ごす。

次の日、泉が帰る日、小野は再度泉に告白する。

泉は「私と付き合ってくれますか?」と聞き、小野との交際が始まる。

泉は、帰りの高速バスの中で、葉山との思い出を振り返り、

葉山を忘れるために小野と付き合うことにしたのである。

葉山との同棲が始まり、

ある日の深夜、一緒に寝ていた時に、泉の携帯に葉山から電話が来る。

葉山「君と話したくなって、君はどうしてあんなに心許してくれたの?」

泉「どうしてそんな事聞くの?何かあったの?

先生、私ね、今小野君と付き合ってるの」

葉山「安心した、もう連絡しないようにする」で切断する。

後日、小野が泉を問い詰める。

誰からの電話か、着信履歴を見せろ、なぜ俺に言わないのかと。

小野は自分に自信がないのか嫉妬なのか、

怒って泉に暴言を吐く。この日から、小野の泉に対する態度は悪くなる。

ある日の帰り、

泉はキャリーバッグを引く不審者に付きまとわれ、小野に助けを求めるが、

小野は自分の言いたいことだけ言って助けに行かず、暴言を吐く。

小野は、泉の手帳を覗いていて、そこにあった葉山への手紙と写真を見つけてしまったため、

怒っている。そこで携帯の充電が切れる。

泉は、気づいたら葉山の自宅に向かい、葉山と会う。

葉山「連絡くれれば迎えに行ったのに」

泉「そういう訳にはいかない、先生、私が小野君と付き合ったと

伝えても平気そうだったし」

葉山「平気なわけないだろ」

泉「じゃあなんなんですか!」と言い合い、

葉山が呼んだタクシーで泉は小野の元へ帰宅する。

帰りのタクシーの中で、泉は、葉山との写真と手紙を破り捨て窓から撒き捨てる。

後日、また葉山から電話が掛かってくる。

泉と小野は葉山に呼ばれて病院に向かう。

演劇部の柚子が自殺未遂を起こし、ICUに入院したと。

しばらくして、今日はもうみんな帰るように伝えると、

小野は泉を連れて逃げるかのようにその場を去る。

泉は葉山の方を振り返り、葉山も泉を見つめあう。

二人でタクシーで自宅前に着いたところ、泉は別れを切り出す。

小野は怒り、土下座を強要し、泉も土下座する。

小野は泉を抱きしめて、別れたくないと告げるが、

泉「あなたと同じ気持ちで、私は先生を見ている」と言う。

小野は泉にプレゼントした靴を脱いで行けと言い、泉は裸足で去っていく。

泉は、再度病院に向かい、入り口で葉山と会う。

葉山「靴どうしたの?」

泉「壊れた、私先生に呼ばれた気がして」

葉山は、崩れて泣き出す。

葉山「何か他に方法があった。それを見つけて、与えることができなかった。。」

泉「柚子ちゃんは必ず目を覚ますから、私たちが力になってあげよう」

しかし、三日目の朝 残念ながら柚子は他界する。

柚子は、同級生に手紙を残していて、知らない男に襲われていたのであった。

高校三年

雨の高校の屋上、泉は飛び降りようとしていたがとどまり、

教室に戻ろうとした。

「あの時なぜ私は、生きることを選んだのか」

「居場所のない私を救ってくれたのは、あなたでした」

廊下を歩いていた時、葉山は泉に演劇部に入らないかと勧誘する。

大学二年

海辺にて、葉山と泉が静かに歩き、妻への公開と真実を話し始める。

葉山「妻の放火事件で心やられた時に、君がいた。

君に相談され、力になったので気力を取り戻すことができた。

僕はその上で君に逃げ込んだ。

その僕に向けてくれたまっすぐな思いを必要にしていた。」

恋じゃなかった。君が僕を救ってくれたんだ。

泉「奥さんとやり直すの?」

葉山「うん。」

泉「最後にもう一度だけ先生の部屋に行きたい」

一緒に寝て、葉山は父親からもらった懐中時計を泉に渡す。

その懐中時計は、葉山が巻いた分が終わり止まったままである。

泉は、葉山が寝ている間に、部屋を出て行く。

泉は、路面電車に乗り込み、外を眺めていると、葉山が佇んでいた。

泉は路面電車の中で泣きつつ、後ろを振り返ると、葉山はずっとそこに立っていた。

泉と葉山の別れである。

現在

泉は、これまでの思い出を振り返り泣いていた。

懐中時計を見ていると、同僚の男に裏にメッセージがあると教えてもらう。

そこにはポルトガル語で「幸せであるように」と書いてあった。

泉は、葉山からもらった懐中時計の意味を理解する。

雨が上がり、朝を迎え、泉は笑顔になり、物語はここで終わる。

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行定監督の映画のタッチか、【世界の中心で、愛を叫ぶ】みたいな

静かな熱い恋愛観を感じました。

不満を言うなら、葉山にとって泉は都合のいい女だったのね。

と思えてしまうのが残念である。

小野も嫉妬が激しくて、泉を傷つける発言を平気でするので、

泉の男運があまりにもひどいなと感じました。泣

 

〇予告編は以下から観れます。

www.youtube.com


最後まで読んでいただきありがとうございました^^