ユリゴコロ 映画 あらすじ1 ネタバレ含

9/23上映のユリゴコロを観てきました。

小説原作:沼田まほかる 

※累計25万部超、2012年度大藪晴彦賞受賞、本屋大賞ノミネート

ジャンル:ミステリーラブストーリー

 

〇イントロダクション

「私は私のユリゴコロを必死で探しました」押し入れの奥にひっそりと封印されていた一冊のノート。そこには一人の女性が自らの生きる光を求めてさまよい歩いた、おぞましくも切ない半生が綴られていた。やがて忌まわしき血と汚れのない愛は時を超え、出会うはずのなかった者たちを結びつける。

引用:ユリゴコロHPより

 

前半は、あまり見たくないようなシーンがありました。

メインは、現在の亮介(松坂桃季)と、過去の美沙子(吉高由里子)に関する話です。

子供が被害にあうようなシーンがいくつかあったので、観たくないですね。。

後半、洋介(松山ケンイチ)と美沙子の出会い辺りから物語の雰囲気が優しくなり、

最後まで満足して観ることが出来ました。

 

以下はネタバレになりますので、映画館で楽しみたい方はご注意を。

ネタバレが少し長くなるので、前半と後半に分けます。

まずは、前半から

----------------------------------------------------------------------------------

〇あらすじ 

 舞台は、森の中でカフェを経営する亮介(松坂桃季)の場面。

オムレツも絶品でカフェも繁盛しつつ、

父親に千絵(清野菜名)を婚約者として紹介し、順風満帆だった。

しかし数日後、父親からすい臓がんで、余命残りわずかと聞き、

婚約者の千絵も行方不明となる。亮介の幸せの日常は崩れ始める。。

 実家に戻った時に、押し入れに引き寄せられるように近づくと

表紙に「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノートを見つける。

そこには、美沙子(吉高由里子)のユリゴコロについて書かれていた。

過去

 美沙子は、コミュニケーションがうまくできなかった。

医者は、「ユリゴコロ」がないと診断をする。

美沙子は、「ユリゴコロ」はみんなが持っているものだから

自分も欲しいと思う。

 ある日雨の中、虫を捕まえて遊んでいた時、

帽子にカエルを入れて友達の女の子に渡した。

女の子はびっくりして、後ろの池に落ちてしまう。

美沙子は友達が溺れているのを見ているだけで何もしようとしない。

やがて女の子は亡くなり、その子の死が美沙子のユリゴコロとなる。

 中学になり、美沙子は溝に落とした帽子を拾おうとする兄妹を見つける。

近くを通った大学生が溝を覆っている鉄板を持ち上げて助けようとした時、

美沙子はその鉄板を押し込んで、兄を圧死させてしまう。

その行為が、美沙子と世界をつなぐユリゴコロであった。

現在

 亮介は、内容が小説なのかと思いつつも現実的に感じる自分がいた。

亮介の日常もこのノートと出会うことで、変化し始める。

後日、亮介のカフェに千絵の元同僚という細谷(木村多江)がやってくる。

細谷は千絵からの伝言を届け、そして居所を調べて亮介に伝えると約束する。

過去

 専門学生になり、リストカット症候群のみつ子(佐津川愛子)と仲良くなる。

みつ子のリストカットを止めさせる為に、どこか遠くに行って一緒にお店をやろう、

そのために、卒業するまではリストカットしないと約束する。

そんなさ中、美沙子はしつこくナンパしてくる男を誘惑したふりして

階段から突き落とす。その時に、自分の名前をみつ子と偽る。

時が過ぎ、みつ子は約束を守ることが出来ず、また切ってしまう。

美沙子は、みつ子にこれ以上切らせるならと、私がと切りつける。

みつ子は美沙子の手によって、そのまま眠りにつくことになる。

その時、美沙子の眼には、涙が流れる。

美沙子のユリゴコロは、みつ子となったのであった。

 美沙子は卒業後、料理屋に就職するが一年で退社する。

そして売春する事で生きていこうとする。

ある日、前職の料理屋の男性と売春客として再開し、鍋でひたすら叩いて殺害する。

 美沙子は生きている事に絶望を感じていた時に、洋介と出会うことになる。

----------------------------------------------------------------------------------

前半のネタバレはここまで、後半はこちらからどうぞ。

〇予告編は以下から観れます。

www.youtube.com

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^